菜原です。4期ぶりの構築記事になります。(月末予定が取れなかったので参戦してませんでした)
今月は初めて1日に有給とったので最終日は全力で参戦しました。
今回も準伝が来ようが好きなポケモンが使えるのと、環境で戦えそうな気がしたのでハピヤドバレルを使ってました。
最終順位は158位で結果自体はまずまずですが、最終日の朝8時半時点でおそらくレート2100と二けた順位の位置にいたのですが、ホームが更新されないのと順位がどんどん落ちていったのを見て、焦って試合をした結果3連敗して爆散して終わりました。
相当環境を意識した編成になってしまっていますが、公開していきたいと思います。
目次
使用構築
構築の経緯
環境に存在していた強烈なサイクルブレイカーが準伝説の登場やミミッキュの復活により減ったため、S8でも使用したハピナス+ヤドラン+モロバレルの並びを軸に受けと攻めを両立したサイクルを作ることができると考えた。
上記3匹ではガラルサンダーやカミツルギがきついのと、テッカグヤに無力な点、ランドロスにやや甘いという以上の観点から、厚底ブーツを持たせたサンダーを採用。
残り2枠はアタッカー枠だが、ウツロイドの受けがハピナスだけだと不安なのもあり、またアタッカーレジエレキ、サンダー、瞑想ショック勢が重かったので、すなかきドリュウズを採用。最後の一枠はフェローチェが重かったのでフェローチェが重かったのでそれに強いアタッカーファイヤー(原種)を採用していたが、出せるときは強かったが、まったく選出することができない上に終盤増加した悪ウーラオスが重い上にファイヤーでは大して勝てなかったので、最終日にスカーフマッシブーン
を緊急採用したがこれがそこそこ嵌りました。
ポケモン紹介
ハピナス@たべのこし
(NN:しゃちょう)
性格:おだやか
特性:てんのめぐみ
実数値(努力値):331(4)-×-62(252)-126(244)-171(4)-76(4)
⇒S8の調整を流用。
技構成:トライアタック/れいとうビーム/めいそう/たまごうみ
相棒枠。今期も特殊受けを担ってもらいました。(主にサンダー)
冠仕様に調整を変えたかったのですが、いまいちしっくりくる調整が見つからなかったので使い慣れた調整でずっと戦っていました。
耐久は相変わらずですが、球レジエレキのダイサンダーが受からなかったり、少し削れてるとウツロイドとかも怪しくなってくるので管理には気を付けました。
技は威力重視で上振れ要素のあるのトライアタックと対ドラゴンに対して強引につっぱたり、無駄に粘ってくる特殊ポケモンを(凍り付けて)黙らせるれいとうビームを採用しました。
今期はトライアタックが不調だったのと、麻痺させられることが多かったので自然回復でハイパーボイスにしたほうが強かった説はあります。
ヤドラン@ナモのみ
(NN:ぶちょう)
性格:ずぶとい
特性:さいせいりょく
実数値(努力値):201(244)-×-178(252)-121(4)-101(4)-51(4)
HP:3n(奇数+再生力効率意識)
HB:振り切り
S:30族+1
CD:余り
技構成:ねっとう/ボディプレス/てっぺき/なまける
ヤドランも愛着がわいてきたので、S8とは個体を変えてコンテストのあかしをつけたのを育成してきました。
エースバーン受け。シーズン途中まではドヒドイデを使ったほうが強い疑惑がありましたが、ブリザポスに勝てるのが強かったです。あと思念エースバーンが増えてたらしいので知らぬ間に恩恵は受けていたのかもしれません。
道具は相変わらずナモのみで交代際にエースバーンからダイアークをくらったりしても受けることができたり、悪ウーラオスに対して攻撃を耐えた後にボディプレスをかましたりしました。
個人的にはボディプレスは非常に強力で、大きな勝ち筋を作る技なので外したくはないのですが、火炎放射や冷凍ビームあたりも欲しい場面はあったので、これだけには囚われないほうが良いかなと思います。
モロバレル@きあいのタスキ
性格:ずぶとい
特性:さいせいりょく
実数値(努力値):219(236)-×-134(252)-106(4)-101(4)-52(12)
⇒HP:3n
B:振り切り
S:同族意識
CD:余り
技構成:ギガドレイン/クリアスモッグ/きのこのほうし/こうごうせい
韓国産のモロバレル。個体値の改造臭が半端ないですが正規の配布なので使用しました。なぜ韓国産を使いたかったのかというと、配布されたのは呑気S0個体でブリザポスとか騙せないかなーと思ったのですが、ブリザポス側はドヒドイデ抜きまでは振るので意味ありませんでした。
とはいえ、今期は一番活躍したといっても過言ではなく、タスキを盾に一度強引に突っ張れることで、ダイマ枯らし、型の判別、突然のダイジェットに怯えることなく行動できるのが強かったです。なにより、受けと攻めのサイクルを両立する上においてどちらの選出でも仲介役として担うことができるのは唯一無二の性能だと思っています。
ミストフィールドが邪魔ですが、本人はレヒレに強いのでそこまで問題にはならないです。とはいえ、ミストフィールド下でサイクルブレイカー系のポケモンを投げられるときついのでそこはケアが必要。
技はイカサマが死ぬほど欲しかったですが、どれも外せなかったのでこの通りとなりました。
マッシブーン@こだわりスカーフ
性格:ようき
特性:ビーストブースト
実数値(努力値):183(4)-191(252)-159(0)-×-73(0)-144(252)
ASぶっぱ余りH
技構成:インファイト/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ダブルウイング⇒じしん
悪ウーラオス、フェローチェに強くて、ナットレイに打点のあるポケモン(ナットレイはこいつとヤドランで見てます)として最終日突然パーティ入り。無振りでもHB特化のモロバレルに近い耐久があるので、悪ウーラオスに対して何回か投げることができます。
終盤大量に増加したウオノラゴン、悪ウーラオス、ナットレイの並びに強く、有利体面をとればサンダーやランドは交代読みれいとうパンチで刺していけるのが強かったです。また、ビーストブーストがやはり優秀で舐めた選出をしてきた相手に対してはスカーフインファを連打してたら試合が終わったのも3試合くらいありました。
ただ、やはり撃ち分けができないのでランドレヒレなどがっちりしたサイクルポケモンが裏にいるととても使いづらく、環境メタのポケモンだなあと思いました。
ダブルウイングはフェローチェ用に入れてましたが、数も明らかに減った上に選出もされなくなったので、ウツロイド用の地震にしました。ただ、悪ウーラオスと初手対面する場面はカウンターを打たれることがあるのでそれ用に、まったく打たなかった雷パンチと入れ替えてもいいかもしれません。
サンダー@あつぞこブーツ
性格:ずぶとい
特性:せいでんき
実数値(努力値):197(252)-×-145(212)-145(0)-110(0)-126(44)
⇒S:+1で最速エースバーン抜き
残りHB特化
技構成:10まんボルト/ぼうふう/かいでんぱ/はねやすめ
剣盾でやたら強化されたポケモン。採用理由は構築理由の通り。
持ち物は単純にステロが痛いのと、カバ、ラグラージなどの展開阻害する手段がなく、仕掛けてくる相手にはモロバレルとヤドランを選出しないときつい展開になるのが窮屈だったので厚底ブーツで決定。
相手に役割対象がいる時と、ヤドランかモロバレルを出したくないときにステロあくび展開を抑えたいときに選出してました。そのため、当初はかいでんぱの枠をみがわりにして宿り木に強くしてましたが、結局交代読みで打たれたら意味ないのと、起点作成と瞑想ショック勢を誤魔化したかったのでかいでんぱにしました。ウツロイドの交代読みにも使えたりして便利でしたが、身代わりに効かないのは知らず一度それで負けました()
選出したら腐りづらく暴風も割と当ててくれたほうですが、終盤増えたダイアタックが受かっておらず、その他いろいろ問題があったので再考枠かなと思います。
ドリュウズ@いのちのたま
性格:いじっぱり
特性:すなかき
実数値(努力値):189(28)-191(148)-87(56)-×-101(124)-127(148)
HP:10n-1(命の珠ダメージ最小)
HB:意地フェローチェのインファイトをダイマ状態で高乱数耐え(93.75%)
HD:C172振り(C169)ウツロイドのC+1メテオビーム⇒C+1ダイソウゲンを素で高乱数耐え(93.36%)
S:砂下でスカーフ102族抜き+準速レジエレキ抜き
A:命の珠じしんでH4B76振りダイマウツロイドをグラスフィールド下(ダイソウゲンを打たれた場合を想定)で高乱数1発(93.75%)
技構成:じしん/アイアンヘッド/ロックブラスト/つるぎのまい
ショック持ちも考慮した対ウツロイド、電気の一環の削除、飛行ダイジェット勢の切返し、対パッチラゴン&パッチルドン、それなりの受け崩し性能など構築に欲しい要素をこれでもかというほど持っているポケモン。
やはり一番大事なのはアタッカーを担いつつもウツロイドに安定して投げられる点だと思いますが、火力アップアイテムなしではメテオビームに受けだした際、結局ダイマ択が生してしまう問題がありました。また、最初に採用していた弱保だと結局読まれて発動機会が少ない点、受け構築のヌオーに地震を当てても簡単に受けられる点、以上を考慮して命の珠を持たせました。
これにあたり、対ウツロイドを想定した命の珠ドリュウズの調整を考えました。珠ダメ最小となるHPを189にしつつ、メテオビーム受けだしからはダイソウゲンを撃たれても地震を押せばほぼ安定してみることができる調整になったのではないかと思います。我ながらよく調整できたと思うのでもし良ければパクって、記事にリンクを張ってもらえると嬉しいです← フェローチェのインファを目安にBは調整しましたが、あくまで最終手段です。珠ダメで落ちますし。
使用感はやはり構築に求めていた役割と合致しとても強かったですが、砂ターンの短さ故に使い方が少し難しかったり、ロックブラストの回数お祈りゲーになることが多く、最高順位チャレンジの試合ではロックブラストを3発決めれば勝てた試合で2発で終わって負けてしまったのが悲しいです。いわなだれのが良かったのではないかと思うかもしれませんが、身代わりサンダーに圧力をかけたり、5発あてたから勝てた試合も当然あるのでまだロクブラのほうが良いかなと思いました。
選出関係
選出方法
①受け選出
から3体
S8より攻めっ気が減ったのでこの選出割合が上がりました。ハピヤドバレルで選出できた時の勝率は非常に高いです。サンダーの出す割合はこの中では低め。
②攻めコマピン差し
から1体受けコマ2体
ウツロイド入りにはドリュウズ、ウーラオス入りに対してはマッシブーンを選出しがち。
③攻め選出
同時採用ほか1体
弱点もかぶってるしあんまりやりません。ラストはかいでんぱで起点づくり的な意味ではサンダー、エースバーン意識ならヤドラン、眠らせて起点作成or様子見ならバレルといったところか。
選出率
1位 モロバレル
2位 ヤドラン
5位 サンダー
6位 マッシブーン
ハピナスの役割をドリュウズで賄うことが増えたので必然的にハピナスの選出率が下がりました。
結果&感想
時間的に2100乗ったなら終わりかな #ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/QQeFKNNOpq
— 菜原☘ (@nahara_poke) 2020年11月30日
最終日朝8:20。順位も二けたに乗り、レート2100も達成したっぽい…
↓
これで終わろうと思ったがどんどん順位が落ちていくのをみて焦り、さらにあと1勝すれば2100で止めた人たちで団子になってるため、大きく順位が上がるのでは?と欲望の考えが。。。
↓
あともう1試合行くぞ!
↓
3連敗★
特に最初の試合はドリュウズのロクブラが3発当たれば勝ってただけにとても悔しいです。とはいえ、勝負したうえでの結果なのでやらずに後悔するよりはよかったと思います。
また、使い慣れたハピヤドバレルの並びを冠以降の環境でも十分戦えることが分かったのは収穫ですね。
反省点とすれば、やはり最終日まで試合回数が少なすぎて最終日近くまでまともに順位を上げていなかったことです。環境にあふれたような構築を使っても勝てる実力はないので、ある程度納得がいく構築が組めないと試合をしないところがありますが、それにしても最終日まで3桁ギリギリのところにいるようでは、最終日の上位に行くチャンスが減るだけですし、場数を踏まなければ環境への変化の把握や試合勘もついていかないので来期以降の最終日潜れるシーズンは今の構築をベースに試合数を増やしていきたいところです。(あとサブロムも使っていきたい…)
おまけ1
今回使用構築の画像のエニィさんです。
三角が好きな女の子です。
使用したのは7周年仕様のエニィさん。なんと動きます。
おまけ2
教えて!エニィちゃん!
Q2.竜舞ドラゴンどうすんの?
Q3.バシャーモどうするの?
無理は無理でもなんとか誤魔化しながら、再生力サイクル&タスキ胞子を使って戦っています。
↓元ネタ
@nahara_poke
レンタルは公開してませんが、使ってみたい方いればDMで対応します。