菜原のポケモン記録

菜原(@nahara_poke)がポケモンの構築記事、単体記事、その他雑記などを書いています。リンクはフリーです。

【剣盾S34-使用構築】電磁一体ザシオーガ(簡易記事)【最終290位】

 菜原です。仕事が忙しく中々潜れる機会が無かったのもあり、久々の記事になります。(S32はダイナオーガ構築でやってましたが、最終爆散しました)

禁伝無しの普通のルールでランクマをしたい、そう思いながらここ1,2年はやっていましたが冠環境は戻ってくることないまま、剣盾環境が終わってしまうことが決まってしまいました()次世代ではもう少しルールを棲み分けるか、一般環境と禁伝環境をバランスよく開催してほしいと切に願っております。

 それはさておき、S34は幻・禁伝有の被り以外何でもありルールとなり、自分の好みとは真反対のルールでしたが剣盾最後で1日が土曜日だったこともあり、自分なりに構築を考えてみました。結果はあんまり振るいませんでしたが、おそらく剣盾最後の構築記事になるので、簡易記事ですが記念に残しておきたいと思います。

 構築名は「電磁波を主軸にしたザシオーガ」がコンセプトなのと、JリーグのJ2に所属するブラウブリッツ秋田のスローガンの「(超)秋田一体」が好きなので、パロディでつけましたw

目次

使用構築

構築の経緯

 終盤までルギアラッキーでサイクルを回す構築を使用していたが、ゲームメイクや勝ち筋を追いやすくはあったが、選出択やケアできない要素で簡単に試合が崩壊するケースが多く厳しいと思い解散した。
 そして、新たな軸としてHBゴツメカイオーガが電磁波撒きとしても初手置きしやすく、剣舞ザシアンを積極的に採用しやすくなることから構築の起点とした。続いて麻痺と相性が良く、割と警戒が薄そうに見えたジガルデを採用。相手のオーガに薄いので、オーガ受けでも対面でザシアンと戦え、ゼクロムにも強いディアルガを採用。ここまで流行っていた壁バド展開への対抗策として電磁波をバドに対して撒いた後に時間稼ぎができる身代わり持ちの慎重HBホウオウ、最後に初手オーガザシアン対面で身代わりを張られた時に、剣舞を積まれると試合が崩壊しかねないので、メタモンマーシャドーを採用したいと感じ、ゼクロムへの対抗策も増やしたかったので、メタモンを採用した。(襷の理由は後述)

ポケモン紹介

ザシアン@くちたけん

努力値:H252A20B4D132S100(カイオーガのスカーフ潮吹き意識のHD)

 ディアルガがいるとは言え、カイオーガがいる場合ディアルガ絶対選出では窮屈すぎるのでHD振り。最初は剣舞持ち以外の3ウエポン石火ザシアンを使っていましたが、ムゲンダイナやルギアに詰まされるのがストレス過ぎたので変更しました。Sは準速マーシャドー抜き抜き抜きにした甲斐もあってか割と上をとる場面が多かったです。
 あんまりSを振ってないので石火が欲しい関係上、巨獣以外のワンウエポンが大事になりますが、オーガザシアンにおいてネクロに打点を持ちたいのと、たまにいるルナアーラヌケニン対策、ルギアに連打でBダウン、メタモンにコピーされてもカイオーガに致命傷にならないが一定の打点にはなる…など偉い要素が多かったのでかみ砕くにしました。
 今まで早いザシアンしか使ってませんでしたが、HDによる出落ち回数の減少と剣舞石火の縛り性能が中々良かったです。

カイオーガゴツゴツメット

努力値:H252B188S68(特化ザシアンのワイボ耐え、コピーザシアンの巨獣2耐え、麻痺後のスカーフ90族抜き)

 主に初手置き兼ザシアンへの誤魔化しと、マーシャドー対策などで採用。一般的な型より耐久を落としてしまいましたが、ゼクロム以外には仕事をすることができます。

 技はコピーザシアンに対して根源でないと、ゴツメと合わせて倒せないのでやむ無しの根源と他定番2Wと電磁波。れいビは最初はここ風でしたが、ランドロス展開が終盤死滅したのでジガルデやゼクロムに無理やり突っ張るためのれいビにしました。

 汎用性自体は良かったですが、最終日に電磁波を外して試合を壊すことが5試合もあり調子の良かった流れにかなり水を差されてしまったので、闇深い技だとつくづく感じました…

ホウオウ@あつぞこブーツ

努力値:H252B244S12(黒バドのアスビ2耐え)

 要検討枠①。構築にイベルタルがいないので一応対黒バドレックスという扱いにもできますが、実際はオーガで電磁波撒いて上から倒したり、ディアルガやザシアンで対面処理してたのでそんなに出番がなかったです。どちらかというと、ザシアン以外が割と重めなホワイトキュレムや白バドの相手をしてもらうことが多かったです。ホワイトキュレムはダイロックを撃ってくるケースがままあるので、ホワイトキュレムに不利対面をとった時に、カイオーガorジガルデorディアルガ⇒(大アース警戒)ホウホウ⇒(ダイロック警戒)ザシアンと三点交換するのが強かったです。
 選出率が低かったことに関しては、ホウオウ自体練度がいるので、信用しきれてない部分があったと思います。

ディアルガとつげきチョッキ

努力値:H220B4C236D12S36(Cザシアン意識、Sミラー意識)

カイオーガに強くて、ザシアンにも不利を取らない禁伝として採用。対面性能もサイクル性能もどちらもしっくりくるような使いやすいポケモンでした。

ただ、ザシアンに関してはHD振りが増えた影響でダイスチルから入らないといけないケースが多く、相手してても、自分が戦ってもSが上がらないのにごっそり削れるので結構不利対面寄りだなと思ってしまいました。

ジガルデ@たべのこし

努力値:H220B148S140(HDザシアンレベルのじゃれつくを耐えられそうなライン、Sはミラー意識で振れるところまで)

 要検討枠②。

 ネクロズマ、ホウオウの相手をして欲しかったのと、ラス1でザシアンに対して投げないといけないケースが数回あったので特化以外のじゃれつくは耐えてほしい思いからHB振り。

 今月組んでた構築の全てでジガルデが重かったので、刺さると思っていたのですが、意外と吹き飛ばし採用している人が多かったりで思ってたよりは刺さらなかった印象です。ただ、ネクロズマに関してはコスパ持ちはほとんど居なかったので、対策として機能していたと思います。ジガルデを出すとカイオーガが一気に重くなるので、ディアルガも合わせることが多かったです。

 性能自体は強いのですが、この枠をランドロスにしたほうがゼクロムガブリアスなど重いポケモンが一気に減るので、要検討枠です。

メタモンきあいのタスキ

努力値:HD252

要検討枠③。問題児。
 メタモンを使うのであれば正直スカーフ以外ありえないと思ってはいたのだが、本構築の役割対象であるバドレックス、ゼクロムを考えると、バドレックスはスカーフが一定数いて、ゼクロムダイマの打ち合いのケースも想定され上から殴られた時の行動保証が欲しいこと、そして何より、麻痺を撒いた後コピーするなら合法且つ、技を打ち分けられる方が当然強いと感じ襷にしました。

しかし、現実的には麻痺を撒いてない相手にコピーすることがほとんどで同速対決は最終日7回くらいしましたが、1回しか勝てなかったのでありえないくらい弱かったですwただ、ゼクロムをコピーしたときに技を打ち分けられないとザシアンとかに止められるので、スカーフも今の環境あまり強くなさそうな気がしています。

成績と感想

 最高96位(1930台)、最終290位

 最終日午前3時くらいから100位~300位でずっと反復横跳びし続けて終了しました。全体的に上振れ要素が強そうな構築にしては、あんまり上振れがなかったので、上振れてくれれば…というところはありましたが、構築のパワー的には妥当な結果だと思います。

 環境としては、使用に値するポケモンが少なくて型の判別が難しすぎることと、禁伝のパワーが高すぎて噛み合わせが悪いと巻き返せないことが多く、中々理不尽なことが多い環境だと感じ、正直今までで一番嫌いなルールでした。(ランクマがある限り結局やるんですがw)

 来月は仕事の都合上、上位を目指すのはほぼ無理なのでやらないと思いますが、直近ではポケリーグに参戦したりするのでそちらに向けて今の構築をもう少しに練ったり、SVの時には仕事も今よりは余裕が出るはずなので、積極的に上位を目指して行けたらなと思います。

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