菜原のポケモン記録

菜原(@nahara_poke)がポケモンの構築記事、単体記事、その他雑記などを書いています。リンクはフリーです。

【ポケモン紹介Part3】サイクル+詰ませの「とける」トリトドン【ポケモン剣盾】

菜原です。今回からポケモンは剣盾の記事になりますが、自分が環境初期に使用した(現在も使用中w)ドラパルトf:id:naharahiziri:20191201213608p:plainミミッキュf:id:naharahiziri:20180419125400j:plainロトムf:id:naharahiziri:20180419130239j:plainf:id:naharahiziri:20180420144619p:plainと物理に偏重していた環境を徹底的にメタった技構成のトリトドンを紹介したいと思います。

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↑サムネ用。可愛い

目次

構成

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HP:16n-1

B:陽気ミミッキュのダイフェアリー2耐え

意地ドラパルトのドラゴンアロー超低乱2発(2.02%)(食べ残しで確定耐え)

D:残り

特化ロトムあくのはどう20.2~24.1%

(正直調整についてはもう少し環境が固まらないと最適解が見出せません…w)

コンセプト&紹介

(まず大前提としてトリトドンの相方として鉄板の鋼飛行枠のアーマーガアなどをパーティに入れた上での型である。相方のアーマーガァは特にナットレイに強い挑発は持たせておきたいところ。)

環境初期にテンプレパとされていたドラパルト+ミミッキュロトムの並びを相手において、トリトドンとアーマーガアで戦う上で個人的な問題点は2つあった。一つはロトムのボルチェン展開をストップさせることはできても、どくどくが使えない本作においてロトム対面での有効打が不足していたこと。2つ目にトリトドン自体ミミッキュ対面には弱いポケモンである上、アーマーガアも挑発を持たせると鉄壁よりはビルド型で採用したかったため、ミミッキュに後出しが不安であったことが問題であった。

そこで、何かと一旦居座ってくることの多いロトムうずしおでキャッチしたあとに、こちらから「とける」(タマゴわざ)を展開することで相手を詰ませる展開に持ち込むことを想定して育成した。とけるは、初期環境では相手の選出がロトム以外は物理に偏っていることが多いため、非常に刺さりやすいと感じ採用した。また、相手がミミッキュを死に出ししてきた場合も、3つ目の技にクリアスモッグを入れることで

ミミッキュ剣舞⇒(トリトドン)とける⇒(ミミッキュ剣舞⇒(トリトドンクリアスモッグ

 の流れでテンプレミミッキュであれば起点にされるどころか起点にした上で倒せてしまうのが強みである。

一応、ドラパルトに対しても対面でとけるを積むことで陽気ハチマキアローも受けきることはできるため基本勝てると踏んでいるが、正直直接対戦する回数が少なすぎるのでこのあたりはもう少し対戦して確かめていきたいと考えている。

コンセプトはここまでとしてこの型の長所と短所を列挙しておく。

長所

①火・水ロトムに対して安定して受けだせ、そこから相手を詰ませる展開に持っていける

説明に関しては上記参照。そもそもトリトドンに対してロトムは選出されないのではないかと感じる人も多いかもしれないが、相方にアーマーガァがいることから、ロトムはかなりの確率で選出されていた印象がある。また、受けに行った際にトリックを喰らうことは当然あるが、ロトムを受けること自体は問題ないうえうずしおを持っているために、プレイングで誤魔化せる範疇だと考えている。

ミミッキュ、流行りの弱保バンギ(物理)f:id:naharahiziri:20180420141207p:plainに対面で勝ちつつ起点に

ミミッキュに関しては上記。バンギに関しては特殊型は遭遇したことが無いので専門外であるが、物理型は居座ってくるようであればとけるを2積みしてからのうずしおクリアスモッグで安定して処理することが出来る。

③初手オーロンゲf:id:naharahiziri:20191201221014p:plain展開を誤魔化しつつとけるをつめる

相手がどう見ても初手オーロンゲの壁展開だと察知した場合は初手にトリトドンを出して、うずしおでオーロンゲをキャッチし、とけるをつんだり時々クリアスモッグを撃つことで(クリアスモッグを見せないのもアリ)壁ターンを大幅に消費させた状態で麻痺もせずに倒すことが出来る。うずしおを外したら負け

短所

①身代わりに滅法弱い

最大の問題点。最大の威力の技がうずしおの35(52.5)()なので低耐久のポケモンにすらみがわりを残されてしまう。あくまで現環境は身代わり持ちがまだ少ないと感じているからこそできる技構成だということは留意しておきたい。

ダイマックスが弱い

こちらも元の威力が低火力なせいでダイマックス化しても、うずしおが90(135)、クリアスモッグが70なので、ダイマックス化することでようやく一般的な技が撃てるくらいである。とはいえ、耐久ポケモンダイマックスはどちらかというと耐久値を増やすために行うものなので、必要な時は渋らずにやる勇気も必要。ダイアシッドで特攻が上がることは頭の片隅に入れておいた方が良いかもしれない。

③毒、不意の草技に弱い

これはいつものことなので割愛。毒はむしろ覚えるポケモンが減ったのでむしろ強化点。草技に関してはギャラドスにウィップ配ったのは許しませんw一応とける3積みで受けられるようになりますが…。あと、環境初期なのでサンムーン時代のバシャーモの草Zのように明らかに汎用性の低い草技持ちも時々いるので、その時はコントローラーを投げて対策しましょう。

まとめ

以上が内容になります。今回はとける型にしましたが環境次第ではたくわえるorとけるど忘れ両採用型に変えてみても面白いかもしれません。

トリトドンは自分の好きなポケモンの2位(1位はハピナス)であり、せっかくトリトドンがガラルに内定されたので今後も適度にパーティに入れてみたいと思います。